こーなりゃ魔女裁判だッ! | 逍遥録 -衒学城奇譚-

こーなりゃ魔女裁判だッ!

オザワっちが不起訴の方向性だそうですね(現時点ではまだはっきりしてないようですが)。

実はちょち意外。

なぜなら、もっかい検察審査会で起訴相当の判断が出たら、強制的に起訴になるらしいのですが、その時は起訴は国選弁護士がおこなうらしい。

そうすると捜査資料はすべて提出しないといけないらしくって……そーすると違法捜査があったら、ヤバイわけで。

つまり、そうならないように、1回めの審査会の結果を受けて、起訴するんじゃなかろうかって思っててワケですわ。


ところが意外にも不起訴。

ふ~ん。

よほど公判を維持していく自信がないみたいだねぇ。


さて……例によって「検察は圧力をかけられた!」「審査会で白黒つけろ!」「オザワは有罪に決まっている!」などなど……発狂してるカワイそうな連中が、ネットの中にだけ棲息しているようですが……

このコらには知性とゆーモノがないのだろうか?


そもそも論点がおかしいのだ。

まずオザワとゆー人物が罪をおかしたかどーか、そんなコトは知らん、誰も知らん。

証拠がありゃやったと思うし、なかったらたとえやったとしても、やったと断定するコトはできない。

ソレがまず前提。

だから検察は証拠を集めて、客観的に罪を犯したってコトを証明しなきゃならない。

証拠がなかったら、どんなに怪しくても罪人扱いするコトは赦されない。

いくら「ウソだ!ウソだ!オザワの云ってるコトはウソばかりだ!」なんて云ったって、証明できなきゃ、そりゃしょうがないよ。


そりゃ感覚的に悪人に見えたり、犯罪に手ェ染めたりしてるように見えるかもしれない。

でもね、そんな個人的な見解や感情で証拠もないのに、ヒトを裁いちゃいけないんだよ。

それが最低限の決まりであって、ソレを護らなかったら、恐ろしい社会になっちゃう。

ところが法律も自分の感情も同一視して「きっとやったと思うから、怪しいように見えるから」と、ヒトを犯罪者にする連中があまりに多すぎる。


それにね検察審査会は裁判ではないだよ。

ソコで検察の審査が充分だったかどうかを判断する場であって、「オザワは怪しいから起訴すべきだ!」なんて決まるコト自体おかしいし、法律の問題なのに、ゴシップ目線での感覚が優先されるコトもおしい。

また検察だって、充分な確信がなけりゃ、安易に起訴なんてできないよ。

いちかばちかで、国民を裁判の被告席につかせるコトなんて、そりゃやっちゃいけないよ。


大体、検察に圧力をかけたりとか、次回の検察審査会にオザワの息のかかった者を送りこむなんて、マンガの読みすぎな発言もあるけどさ、できるのなら最初っからしてるし、メディアに偏った報道されないように情報規制だってできたはずだよ。

それなのに、メディアにはとんでもなく偏った捏造まがいの情報が流れるし、キャスタは見当ハズレの非難。

圧力なんて、とてもとても。

そもそも日本の“マスゴミ”とやらは、ミンスや在日に支配されてたんじゃないのかい、アタマの中身がちょっとアレな坊やたち?


この件でオザワをたたく連中の気持ちもわかる。

よくわかる、すんごくわかる、単純明快、アホらしいぐらいに見え見えだ。

とにかくネガティブな印象を与えたいのだ。

必死なのだ。

もっとも、コレでいつまでもぐじぐじぬるぬると、根拠はないけど粘着質にからめるから、かえって喜んでるんじゃないの?

あまり感心できたものではないが、生きがいぐらいにはなるさ、うん。


でも冷静に考えてみてごらん。

さんざん検察が捜査して、某3K新聞を使って捏造報道までさせて、関係のない疑惑を寄せ集めていかにも罪を犯したかのような印象を、国民に与えるようにしむけてみても、コレといった証拠は結局なかったのだ。

コレ以上、やったって明確な証拠がなけりゃどうしようもない。

確かに起訴されなかったから罪を犯していないってコトじゃないし、絶対やってないとかはわかるはずはない。

でもいくら嫌いだからと云ったって、そんな感情でヒトは裁けない。

「有罪だ!やってるに決まってる!」ってただの素人の感情と、法律とをごっちゃにしちゃいけないな。

(しかしさ、コレがミンスでなくって、自公の議員だったら、彼らの反応はまるで逆だったろうね)

それともいっそ魔女裁判する?